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裁判で損害賠償の請求が認められた事例

認知症の高齢者が列車に衝突した事故に関して、名古屋地裁は平成25年、高齢者の長男とその妻の損害賠償責任を認めました。
認知症による徘徊を認識していたにも関わらず、必要な措置を講じていなかったと判断された結果です。
衝突した高齢者は死亡し、鉄道会社は振替輸送を行うなどして損害を負いました。
また小学生が自転車で歩行者に衝突し重症を負わせた事故では、小学生の母親が損害賠償を支払うことになりました(平成25年、神戸地裁)。
平成27年、屋外に監視カメラを設置して原告らを撮影していた被告に対し、東京地裁は損害賠償の支払いを命じました。
被告が原告らの日常生活を常に把握していたことが、プライバシーの侵害に当たるとの判決です。
カメラを設置したのは防犯目的でもあり、監視のためであったとは認められていません。
しかし社会的に見ても、被告の行動は十分に原告らのプライバシーを侵害していると判断されました。
被告は原告一人当たり10万円の慰謝料を支払うとともに、問題となったカメラも撤去することになりました。

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